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検索エンジンとはsearch

検索エンジン

検索エンジン

検索エンジンは、インターネットに存在する情報(ウェブページ、ネットニュース、ウェブサイト、画像ファイルなど)を検索する 機能およびそのプログラムのこと。インターネットの普及初期には、検索としての機能のみを提供していたウェブサイトそのものを 検索エンジンと呼んびましたが、現在では様々なサービスが加わったポータルサイト化が進んだため、 検索をサービスの一つとして提供するウェブサイトを単に検索サイトと呼ぶことはなくなっています。 インターネットに限定せず情報を検索するシステム全般も含みます。 検索エンジンは、ロボット型検索エンジン、ディレクトリ型検索エンジン、メタ検索エンジンなどに分類されます。 ある特定のウェブサイト内に登録されているテキスト情報の全文検索機能を備えたソフトウェア(全文検索システム)等もあります。 検索エンジンは、検索窓と呼ばれるボックスにキーワードを入力して検索をかけるもので、全文検索が可能なものと 不可能なものとがあるようです。


検索エンジンの歴史

検索エンジン

日本のインターネット普及初期から存在した検索エンジンには以下のようなものがあります。黎明期には、豊橋技術科学大学の学生が作成したYahhoや、東京大学の学生が作成したODiN、早稲田大学の学生が作成した千里眼など、 個人の学生が作成したものが商用に対して先行していました。これらは、単に実験用に公開されていただけでなく、 多くの人に用いられていたものであって、黎明期のユーザにとっては、知名度、実用度ともに高いものでした。 Mondouなどのように研究室(京都大学)で作成したものもありました。

1995年12月にソフトバンク社が米国Yahoo!株を一部買い取り、4月から日本版にローカライズしたYahoo!JAPANをサービス開始します。 96年7月の展示会Interopでは机二つぶん並べる程度の小規模ブースで出展する程度の力の入れ具合で、 ソフトバンクの一部署として開始する程度だったものが、もともとの米国Yahoo!の知名度、90年代後半のインターネット利用者人口の増加、 サイト登録した一部のウェブサイトの紹介をするYahoo!InternetGuideとの連携、ディレクトリ型だけだった検索をロボット型も追加、 日本Yahoo!株高騰のニュースでインターネットを利用しない人にも名前が知れ渡るなど、様々なプラス要因と経営戦略が見事に当たり、 検索サイト首位の座を固めました。そして、検索サイトの集客力を武器にニュース、オークションなど、 検索サービス以外のサービスを含めたポータルサイトとしての独走を始めたそうです。

1997年頃から、WWWの爆発的な拡大に伴って、ディレクトリ型のみであったYahoo!のウェブディレクトリの陳腐化が急速に進みます。 この頃、ロボット型検索エンジンが人気を集め始め、Yahoo! JAPANはロボット型検索エンジンにgooを採用するなど、 群雄割拠の時代に突入です。

1998年に登場したGoogleは、従来の検索エンジンがポータルサイト化へと進む流れに逆行し、独創的な検索技術に特化し、 バナー広告等を排除した簡素な画面と2000年にYahoo!のロボット型検索エンジンに採用されたことにより、急速に人気を集めました。 英語圏ではあるフレーズ、たとえば「Wikipedia」をGoogleで検索することを『google Wikipedia』のように表現するほどになったそうです。 日本語においても「ググる」という表現が生まれました。Yahoo!は、2004年にロボット型検索エンジンを 独自技術Yahoo!SearchTechnology (YST)に切り替えます。 GoogleやYahoo!のエンジンに匹敵すると言われるTeomaを利用した検索エンジン、 Ask Jeevesが「Ask.jp」として、2005年、オーストラリアで誕生したMooterが日本に進出し、 検索サービスを開始しました。

検索という行為が一般化するにつれて、各種目的別に多様化した検索エンジンが現れるようになりました。 商品情報の検索に特化した商品検索サイト、ブログの情報に特化した検索TechnoratiやblogWatcher、 サイトの見た目で検索するMARSFLAGほか、次々と新しい検索エンジンが生まれています。 検索エンジンでは判断できない抽象的な条件などでの検索を人手に求めた、OKWaveや人力検索はてななどの 「人力検索」「ナレッジコミュニティ」と呼ばれるサービスも登場します。 最近では、携帯電話からもサイトを検索する傾向となり、GoogleやYahoo!、froute.jpをはじめとする携帯向けの モバイル検索サイトが登場し活気がでてきています。

ソフトバンク・Yahoo!JAPANがボーダフォンを買収し、KDDIがGoogleと提携するなど、 携帯電話の分野で検索エンジンの戦いが激化してきています。 モバイル検索の分野は長らく公式サイトと呼ばれる世界がユーザーの囲い込みを行っていたため、脚光を浴びることが少なかったのです。 近年、携帯型・据置型問わず家庭用ゲーム機にインターネット接続機能が搭載されるようになり、 こういった世界でも検索エンジンの戦いがまもなく起こるのではないかとの見方もあるようです。


検索エンジンの種類

検索エンジンにはいくつかの種類があります。

ロボット型検索エンジン

与えられた検索式に従って、ウェブページ等を検索するサーバ、システムのこと。 検索式は、最も単純な場合はキーワードとなる文字列のみですが、複数のキーワードにANDやOR等の論理条件を組み合わせて 指定することができるものが多いのが特徴です。ロボット型検索エンジンの大きな特徴の一つとして、 クローラ(ロボット・スパイダー)を用いることが挙げられます。このことにより、WWW上にある多数の情報を効率よく 収集することができます。大規模な検索エンジンでは、80億ページ以上のページから検索が可能になっています。 収集したページの情報は、前もって解析し、索引情報(インデックス)を作成します。 日本語などの言語では、自然言語処理機能が生成される索引の質に影響しますので、 多言語対応した検索エンジンの方が精度の高い検索が可能となります。 検索結果の表示順は、検索エンジンの質が最も問われる部分です。ユーザーが期待したページを検索結果の上位に表示することが できなければ、ユーザーが離れてしまうからです。そのため、多くの検索エンジンが、表示順を決定するアルゴリズムを非公開にし、 その性能を競っています。検索エンジン最適化業者の存在も、アルゴリズムを公開しない要因になっています。 Googleは、そのアルゴリズムの一部であるPageRankを公開していますが、多くの部分が非公開になっています。 Googleの場合、創設初期におけるアルゴリズムについては、創設者自身がウェブ上で公表している論文でその一端を知ることができます ウェブページの更新時刻の情報を用いて、新しい情報に限定して検索できるものや 、検索結果をカテゴリ化して表示するものなど、特長のある機能を搭載したり、検索結果をユーザーへ最適化していく動きもあるようです。 従来のウェブページを検索するだけの検索エンジンにとどまらず、最近ではインターネットショッピング専用の検索エンジンなど、 特定の分野に特化した検索エンジンの開発も散見されています。商品検索では、価格比較サービス日本最大手の価格.comや、 ベンチャー企業が開発するQOOPIEなどある。また、職業検索エンジンとしてはCraigslistなどがあります。

ディレクトリ型検索エンジン

人手で構築したウェブディレクトリ内を検索するサーバ、システムのこと。 人手で構築しているため、質の高いウェブサイトを検索可能です。概要を人手で記入しているため、検索結果の一覧から目的の サイトを探しやすい、サイトのカテゴリ分けがされていることから、特定分野や地区などに限定したサイトを探しやすいという特長があります。 しかし、検索対象となるサイトは人手で入力するため、検索対象となるサイト数が多くできないという欠点があるようです。 インターネットが一般に使われるようになった初期のころには、ディレクトリ型が主体でしたが、WWWの爆発的な拡大によって、 あらゆるウェブサイトを即時にディレクトリに反映させることが事実上不可能になり、現在では主流ではなくなっています。 このため、ディレクトリ型検索エンジンでは、検索にヒットするサイトが無かった場合、ロボット型検索エンジンを用いて 結果を表示するような、併用型のものが多いようです。


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